筧美和子写真集「ゴーみぃー」のお気に入りのカットを見せる筧美和子

　女優筧美和子（30）が28日、都内で7年半ぶりの写真集「ゴーみぃー」（集英社、佐内正史撮影）の発売記念イベントを開いた。 【写真】「ゴーみぃー」の裏表紙にも使われた筧美和子のお気に入りのカット 　7年半ぶりの写真集にあたっては「感性を大事にしました。普段だったら、数日間で、みんなでどこかに行って撮影する。今回は佐内さんに『明日は休みです』と電話して、マネジャーさんも来ないでって、フラットに。本当に自然体でいることができた」。自然体で臨むよう、環境から整備していった。 　「沖縄はヘアメーク、編集、スタイリストと、みんでワイワイ撮影しました。雨とかも、これはこれで撮ったりとかしてました。沖縄は雨とかも吹っ飛ぶくらい、突き抜けて元気に撮ろうというテーマ。ちょっとお酒も飲んで。撮影中の『踊っているシーンを』というリクエストは、恥ずかしかったのでビールをいただいてから撮りました」 　水着撮影も久々だった。「水着は、久しぶりなのでちょっとピラティスに多めに行った。基本的には、これに向けて変えて行くというよりは、自然な姿で。何カ月も撮影していたので、ページによっては（体形が）変化している」と笑った。 　3月に30歳の誕生日を迎えた。 　「今の目標が『丁寧な暮らしをすること』なので、特に大きなこれということよりは、洗濯物をちゃんと畳むとか、ちゃんと植物に水をやるとか、食べ物を腐らさないということから始めようと。いい出会いがあったらいいですけど、今のところは出会ってない」 　世代ごとに振り返り「結構、20代に突っ走るようにいろいろなことをやらせてもらって、30代になったらゆっくりするのかなと思っていました。どんどんやりたいことがわいてきたので、丁寧な暮らしをしながら、お芝居にも果敢に挑戦していきたい。パワフルに、変わらずにやっていきたい」とも話した。 　“丁寧な暮らし”についても踏みこんで言う。 　「今回の写真集もなんですけど、すごいシンプルな魅力に気づきました。20代とかはカッコいい大人になりたくて、おしゃれしたり、ちょっと背伸びしていた。改めて考えたときに、まずは身の回りのことじゃないかと。それが自分のためにもなるし、お芝居にも役に立つ。植物、モンステラを数年前に買って、どんどん枯れていって、最後の1本だけが生きていたので。すごくさびしそうで」 　写真集のでき映えについて、点数を聞かれると「よく聞くやつですね（笑い）。もう1兆点くらいです」。その意味は－。 　「自分の好み、今自分ができる最大限ができた。すごく気持ちよく、この写真集を作れたのが良かったから1兆点。256ページと分厚いので“今日の1枚“みたいに感じてもらえたら。フィルムで撮ってもらったので、額に入れてもいい。沖縄はデジカメですが、そこ以外は、ほぼフィルムで撮ってもらいました」と満足げな表情を見せた。 　◆筧美和子（かけい・みわこ）1994年（平6）3月6日生まれ、東京都出身。11年スカウトされて芸能界入り。12年映画「鍵泥棒のメソッド」。13年フジテレビ系バラエティー「テラスハウス」レギュラー。同年フジテレビ系帯ドラマ「明日の光をつかめ」。同年「ワンライフモデルオーディション」準グランプリ。14年フジテレビ系「最高の離婚スペシャル2014」。14～19年（令元）雑誌「JJ」専属モデル。15年NHKテレビ小説「まれ」。19年テレビ東京系「知らない人んち（仮）」主演。22年BSテレ東「イケメン共よ、メシを喰え」主演。趣味は絵を観たり描いたりすること、音楽鑑賞、旅・特技はバレーボール、クラシックバレエ。164センチ。AB型。