大の虎党・有働由美子 FA宣言の大山に「寂しい」もエール 「NHKをFA宣言した私としては…」
フリーアナウンサー有働由美子(55)が15日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に出演。国内フリーエージェント(FA)権の行使を表明した阪神の大山悠輔内野手(29)について語った。 【写真】有働由美子、万感の甲子園ノーバン始球式!ユニホームの背中には… 大の阪神ファンの有働は、大山のFA宣言について聞かれ「ファンからしたらね、今年そこまで打てなかった分、来年頑張ってほしいっていう…来年の大山こうしたらいいんじゃないかとかシーズンオフに話すのが虎ファンの楽しみでもある」とし、「4番っていうと大きな存在だから、寂しい気持ちもありますけど…」と寂しげ。 一方で、当時巨人の松井秀喜氏がヤンキースに移籍した時を振り返り「私も会見場にいたんですけど…今はだいぶ時代違ってさ、メジャー挑戦しますって言うとうえーい!って感じだけど。松井さんの時は、まだ世の中は“日本の野球捨ててメジャー行っちゃうのね”とか“日本の野球のために残らないのね”とか。巨人だったから余計にめちゃくちゃそういう声があって」と回想。 「野球選手の個人の挑戦じゃん?自分で成績出さないと活躍の場はないわけだから、自由にやってほしいのに、一方でそういう声があって。精神的に苦しむ実感を作らせてしまったファンとしての思いもあった」と後悔のような気持ちが残ったという。 それだけに大山については「なので、残念だけど、(他球団に)行って活躍して、なんなら甲子園でやる時にはブーって言うし。敵になったら。それも含めて送り出してあげるよっていう気持ちにならないといけないよ、阪神ファン!っていう思いがある」と快く送り出したい胸中を明かした。 また、NHKからフリーに転身した自身の経験を重ね「NHKをFA宣言した私としては、大山さん、ここからご苦労もあるかもしれないが新しい出会いもあると思うので、頑張れっていう気持ちがあります」とエールをおくった。