いわき駅前の繁華街火災 市の対策チームが解散(福島)
福島放送
26日で発生から半年となる、いわき駅前の繁華街火災。がれきの撤去のめどがおおむねついたことから、市が対策チームの解散を発表しました。 この火事は2024年5月26日、JRいわき駅前の繁華街の飲食店から火が出て、全焼5棟を含む13棟の建物が被害を受けました。約1カ月経っても、がれきは手つかずのままで、バリケードで通る人の安全を確保するなどの対応が取られていました。 燃えた建物や土地の所有者との連絡に時間がかかりましたが、半年ほどの間に連絡がつくようになり、焼け跡のがれきの撤去もおおむねめどがついたことから、市は対策チームの解散を発表しました。 いわき市の内田広之市長は会見で、「今回火災があったところも含めて、辺り一角がにぎわいを作っていかないといけない場所だと思っていますので、そういう中で全体のにぎわいがきちんと取り戻せるようにしていきたい。」と述べました。 市は今後、がれきの撤去などの相談は、個別に対応していくということです。