「経営陣が断るのは難しい」 ニコ・ウィリアムズ獲得に向けて3つのビッグクラブが巨額の資金を用意か?「喜んで支払うチーム」
アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に向けて、3つのビッグクラブが巨額の資金を用意しているようだ。スペインメディア『todofichajes.com』が、現地時間30日に報じている。N・ウィリアムズの契約は、2027年6月30日までとなっているものの、今後の動向に関心が集まっている。 昨シーズンはクラブの40年ぶりとなるコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)制覇に大きく貢献したN・ウィリアムズ。またUEFAユーロ2024(EURO2024)でも、圧倒的なスピードと突破力を武器に活躍し、母国に優勝をもたらす活躍を披露した。一気に移籍市場の人気銘柄に躍り出たウィンガーは、今夏にバルセロナやプレミアリーグのビッグクラブからの関心が伝えられていたが、最終的には残留を決断。今季からは、クラブで10番を背負いプレーしている。 同メディアは「3つのビッグクラブが、N・ウィリアムズの獲得に向けて、1億5000万ユーロ(約240億円)ものオファーを、すでに出した可能性がある」と記した上で、「アーセナル、チェルシー、パリ・サンジェルマンは、同選手のためにこの巨額の金額を喜んで支払うチームとなるだろう」と今後の移籍市場で獲得に乗り出す見込みについて報じている。 続けて「アスレティックは、2023年12月1日にN・ウィリアムズとの契約を2027年まで更新した。サン・マメスのチームは、最も有望な若手選手の一人を全力で引き留めようとあらゆる方法で努力した。昨夏、同選手の退団の可能性が騒がれたにも関わらず、彼らはチームに留めることに成功している。しかし、22歳の若手選手に対して1億5000万ユーロ(約240億円)もの高額なオファーをクラブの経営陣が断るのは難しい」と伝えている。果たして、世界最高峰のウインガーに成長したニコ・ウィリアムズは、アカデミー時代から過ごすクラブを離れることになるのだろうか。
フットボールチャンネル編集部