「長期投資のつもりだったのに…」多くの人が途中で投資をやめてしまう理由とは?
SNSの情報に流される
短期的な価格の変動が起きた際、SNSでは様々な情報が飛び交います。 「もう株は終わりだ」、「これからは下がり続ける一方だから、今が売り時」など、ネガティブな訴求をする投稿も多いです。 そのため、これらの情報に惑わされて投資をやめてしまう人もいます。 ただし、これらの投稿は人々の不安を煽ることで注目を集めたり、拡散されることを目的にしている場合も多いです。 そのため、SNSの情報に惑わされず、最初に決めた資産運用の方針を貫いて長期投資を続けましょう。
他の銘柄に目移りする
株式や投資信託には、様々な種類の銘柄があります。 そして、これらの銘柄は価格の動き方がそれぞれ異なります。そのため、自分が持っている銘柄よりも他の銘柄のほうが価格が上昇することも当然あります。 ただし、一時的に価格が上昇している銘柄に目移りして購入してしまうと、高値掴みをしてしまうことになります。 また、投資は基本的に同じ銘柄をコツコツと毎月積み立てることが、確実に資産を増やせる可能性が高いです。 そのため、調子が良い他の銘柄に目移りするのではなく、同じ銘柄を毎月コツコツ積み立てることを意識しましょう。
投資は最初の銘柄選びが重要
本記事で紹介したとおり、老後資金の運用などを目的とした投資は長期的な運用が鉄則です。 ただし、長期投資している銘柄が超ハイリスクの銘柄であったり手数料が高すぎる銘柄の場合は、長期投資でも安定的な運用は難しいでしょう。 そのため、長期投資をする最初の銘柄選びが重要です。安定的な運用を目指したいのであれば、できるだけ投資先が分散されていて、手数料が低い銘柄を選びましょう。 ぜひ、様々な銘柄の投資先や手数料、過去のパフォーマンスなどを見比べて、自分にあった銘柄を探してみてください。
参考資料
・金融庁「NISAを知る」 ・金融庁「資産形成の基本」 ・TradingView「S&P500指数」
苛原 寛