25kg減量の谷川聖哉「命を懸けて減量してきた成果を発揮する」、神保克哉は「格闘技の聖地でベルトを巻くのは俺の理想。絶対に獲りたい」【Krush】
「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」準決勝2試合を開催
「Krush.159」(3月30日、東京・後楽園ホール)の前日計量が3月29日、都内で行われた。 今大会では「初代Krushミドル級王座決定トーナメント」の準決勝2試合が行われる。準決勝第1試合に出場する谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)は75.0kg、交通事情で到着が遅れたブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)は前日会見前に計量を行い74.9kgで規定体重をクリア。同第2試合に出場する神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)は74.9kgでクリアしたものの、YOHAN(T.K.F)は1回目の計量では75.15kgでクリアできず。しかし再計量で75.0kgでクリアした。 計量後に行われた会見でブハリは「過去最高の自分を作ってきたので、それを見せられるのが今からすごい楽しみ。クルーザー級から落としてきて、全く新しい谷川選手と倒すか倒されるかの、スリリングな“これがミドル級だ”という試合をしてKOで倒したい」とKO勝ちを誓う。
今回、クルーザー級から階級を落としての参戦となる谷川はこれまでの-90kgから-75kgと大幅な減量を強いられた形となったが「25kgくらい減量した。一人では絶対にできなかった減量だし、たくさんの方に支えていただいて減量した。“無理なんじゃないか”とか“階級を変えて成功した者はいない”という人も結構いるが、ナチュラルにいい感じで減量ができた。今までは減量がなくて、試合も練習の一つという考え方だったが、減量して試合にかける思いがすごく強くなっている。ここで勝てばその先がどんどん見えてくると思うので、明日はしっかり勝つ。階級を変えて1発目。攻撃力とかは全く落ちてない。パワーで圧倒して倒したい」とコンディションに関しては不安を感じさせない。 YOHANは「僕も過去最強に作れてきたと思っているので、明日の試合がすごい楽しみ。2年ぶりの試合。相手は打ち合いたいみたいなんで、闘牛のように来る神保をいなしながらスパンと決めたい」とこちらもコンディションの良さを強調。