独立記念日に5800人恩赦 外国人は国外追放 ミャンマー国軍
【バンコク時事】クーデターで実権を握ったミャンマー軍事政権は、英国からの独立77周年の記念日に当たる4日、約5800人の受刑者に恩赦を与えたと発表した。 拘束中の民主化指導者アウンサンスーチー氏が含まれているかは、確認されていない。 軍政によると、拘束されていた外国人180人も解放され国外追放される。大半が北東部シャン州で賭博に関与したとされるタイ人で、ミャンマー海域で漁をしていたインドネシア人もいるという。 終身刑で服役していた144人は、禁錮15年に減刑された。軍政は記念日などに合わせて定期的に恩赦を実施している。