マンチェスター・U指揮官アモリム、降格の可能性にも言及…プレミアリーグ14位で年内終了
マンチェスター・ユナイテッド(プレミアリーグ)のルベン・アモリム監督は、同クラブがEFLチャンピオンシップに降格する可能性について言及した。30日、イギリス『BBC』が伝えた。 プレミアリーグ第19節でユナイテッドはニューカッスル・ユナイテッドと対戦した。試合は立ち上がりからニューカッスルのペースで進み、前半4分にはFWイサクがヘディングシュートで先制。さらに同19分には左サイドからのクロスボールをMFジョエリントンに合わせられて2点差にされた。なんとかして反撃したいユナイテッドだったが、攻撃陣が不発。試合はそのまま終了し、62年ぶりのホーム3連敗を喫した。 プレミアリーグで14位と苦戦中のユナイテッド。アモリム監督は「(残留争いをする)可能性はあると思う。サポーターにはそのことを明確に伝える必要がある」と危機感を口にした。 新監督就任以降のユナイテッドは、1964年3月の月間最多失点記録である18失点に並んだほか、2015年12月以来初めて同一シーズンのプレミアリーグ3連敗を喫するなど、数々の不名誉な記録が並んでいる。 アモリム監督は「それは私の責任でもある。チームは向上していない。私はいま少し迷っているし、マンチェスター・ユナイテッドの監督として多くの試合に負けるのは少し恥ずかしいことだ」と、胸中を明かした。 最後に降格を経験した1973-74シーズンから、実に50年が経った。名門の指揮官は「このクラブの人々は言い訳にうんざりしていると思う。クラブにはショックが必要だ」と状況を直視する必要性を説いた。