新酒づくりが本格化 タンクで日本酒仕込み始まる 宮城県大崎市・一ノ蔵酒造
khb東日本放送
宮城県大崎市の酒蔵で県産の新米を使った日本酒の仕込みが本格化しています。
大崎市の酒造メーカー「一ノ蔵」では、9月24日から県産の新米「やまのしずく」を使って、日本酒造りの最初の工程である「麹作り」が行われています。14日からはもろみの仕込み作業が始まりました。専用のせいろでじっくりと蒸した1300キロの米を水と麹が入ったタンクに入れ、作業員2人がかき混ぜていきました。出来上がったもろみは発酵させ、来月の初めごろにはもろみを絞って清酒と酒粕に分ける「上槽作業」が始まるということです。 一ノ蔵・鈴木整社長「毎年楽しみにしていただいている新米新酒、ぜひ秋の味覚とともに今年の味を存分にお楽しみいただければと思います。良い品質でとびっきりの酒でお届けしたいなと思っております」 新酒の「一ノ蔵本醸造しぼりたて生原酒」は柔らかな甘さが特徴で、一升瓶で約8000本の製造を予定しています。11月13日から、主に県内の酒店やスーパーに出荷されるということです。
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