「歩く肺炎」とも呼ばれる感染症「マイコプラズマ肺炎」の感染患者 山形県内でも確認 感染対策呼びかけ
山形放送
人にうつりやすく「歩く肺炎」とも呼ばれる感染症「マイコプラズマ肺炎」の感染患者が山形県内でも確認されています。県は手洗いや換気など感染対策を取るよう呼びかけています。 山形県衛生研究所が発表した今月4日から10日までの感染症発生動向調査によりますと、子どもから成人に多く高齢者の感染が少ない「マイコプラズマ肺炎」の患者数は11人と前の週より7人減りました。 1定点医療機関当たりの患者数も前の週の1.8人から1.1人と減少しています。保健所別では山形市で4人、村山と最上で3人、置賜で1人となっています。 マイコプラズマ肺炎は発熱や頭痛、倦怠感などの症状を引き起こします。県衛生研究所によりますと、患者数は前の週より減少したものの、引き続き手洗いや換気など感染対策を取るよう呼びかけています。一方、乳幼児を中心に感染する手足口病の流行が続いています。患者数は257人で、定点医療機関当たりの患者数は9.18人といずれも3週連続で減少しましたが、17週連続で警報レベルとなっています。