『ウィキッド』エルファバ役シンシア・エリヴォ、歌える応援上映を支持「みんなに参加してもらいたい」
『ウィキッド ふたりの魔女』でエルファバを演じているシンシア・エリヴォが、米メイシーズ・サンクスギビングデー・パレードに出席。ニュース番組「Today」の司会者たちのインタビューに応じた。 【写真】シンシア・エリヴォ&アリアナ・グランデ 近年、ミュージカル映画の公開時には、観客が歌える応援上映が行われることがよくある。これには賛否両輪あるが、シンシア・エリヴォは「いいじゃない。私はOKだ。私たち(キャスト)はこれらの歌を歌うのに長い時間を費やした。だから、今度はみんなにも参加してもらう時だと思う。最高に違いない」と支持する姿勢を示した。 ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』には、ミュージカル版より「魔法使いと私」「ポピュラー」「自由を求めて」などのミュージカルファンになじみのあるナンバーが使われている。そのため、映画の中で流れれば「一緒に歌いたい」というファンがいるのも納得できるが、一方で「俳優の歌声だけが聴きたい」という観客の気持ちも理解できなくはない。 現在公開中の『モアナと伝説の海2』に、マウイの声で出演するドウェイン・ジョンソンは、数日前に同作のプレミアで「歌いなよ! あなたは一生懸命稼いだお金でチケットを買って映画を観に来ているんだから」と、やはりシンシア・エリヴォと同じように観客に「歌う」ことを勧めていた。
シネマカフェ 賀来比呂美