桑田佳祐「昔々、“軽薄なノリ”が名誉であり、ヤンチャなものに対してやや寛容な時代があった」サザンオールスターズ45年の軌跡を追ったノンフィクションにコメント[エンターテインメントベストセラー]
8月27日トーハンの週間ベストセラーが発表され、エンターテイメント第1位は『BARFOUT! SEPTEMBER 2024 VOL 348』が獲得した。 第2位は『変な家2 ~11の間取り図~』。第3位は『変な絵』となった。 4位以下で注目は4位に初登場の『いわゆる「サザン」について』。音楽評論家の小貫信昭さんがサザンオールスターズの歴史を追ったノンフィクション作品。活動のきっかけから名曲の誕生秘話、国民的アーティストとなり無期限活動休止を経ての復活、そして現在とこれからを余すところなく紐解いた一冊だ。著者の小貫さんは40年以上同バンドを取材し続けており、同書のために桑田佳祐さんを追加取材もしているという。桑田さんは刊行にあわせ発行元の水鈴社に《昔々、“軽薄なノリ”が名誉であり、ヤンチャなものに対して やや寛容な時代があった。 ついつい、調子に乗ってそれをやめそびれた我々は、 未だに「まともな音楽人」として衆人に認知されていない。》とコメントを寄せている。
1位『BARFOUT! SEPTEMBER 2024 VOL 348』(ブラウンズブックス) FRONT COVER STORY 末澤誠也(Aぇ! group)表紙+12ページ BACK COVER STORY 山崎 天(櫻坂46)10ページ(ブラウンズブックスウェブサイトより抜粋)
2位『変な家2 ~11の間取り図~』雨穴[著](飛鳥新社) 雨穴最新作! 『変な家』第2弾! 14万字超、完全書き下ろし! あなたは、この「11の間取り」の謎が解けますか? 前作に続き、フリーライターの筆者と設計士・栗原のコンビが不可解な間取りの謎に挑む。(中略)すべての謎が一つにつながったとき、きっとあなたは戦慄する! (飛鳥新社ウェブサイトより抜粋)
3位『変な絵』雨穴[著](双葉社) ホラー作家兼YouTuberである雨穴氏による、自身初となる11万字書き下ろし「長編小説」! タイトルは『変な絵』。見れば見るほど、何かがおかしい? とあるブログに投稿された『風に立つ女の絵』、消えた男児が描いた『灰色に塗りつぶされたマンションの絵』、山奥で見つかった遺体が残した『震えた線で描かれた山並みの絵』……。いったい、彼らは何を伝えたかったのか――。9枚の奇妙な絵に秘められた衝撃の真実とは!?その謎が解けたとき、すべての事件が一つに繋がる! 今、最も注目を集めるホラー作家が描く、戦慄のスケッチ・ミステリー! (双葉社ウェブサイトより) 4位『いわゆる「サザン」について』小貫信昭[著](水鈴社) 5位『変な家』雨穴[著](飛鳥新社) 6位『フェイクドキュメンタリーQ』フェイクドキュメンタリーQ[著](双葉社) 7位『私が見た未来 完全版』たつき諒[著](飛鳥新社) 8位『いとしい いとしい いとしの パンどろぼうずかん』柴田ケイコ[原作](KADOKAWA) 9位『SWITCH Vol.42 No.9 特集 Vaundy』(スイッチ・パブリッシング) 10位『お前の死因にとびきりの恐怖を』梨[著](イースト・プレス) 〈エンターテイメントランキング 8月27日トーハン調べ〉 協力:新潮社 Book Bang編集部 Book Bang編集部 新潮社
新潮社