底打ち感浮上の日本株市場、「小型好業績」3銘柄に出番到来
底打ちムードが漂い始めてきた日本株市場。この流れに乗りそうな、小型の好業績3銘柄に注目してみた(写真:ブルームバーグ)
9月9日の東京株式市場は、前日のアメリカ株式市場でダウ平均株価が続伸した流れを受け、日経平均株価への寄与度の大きい半導体関連銘柄などが買い優勢となり、日経平均は続伸した。来週(12~16日)は、13日発表のアメリカの8月CPI(消費者物価指数)の内容が市場予想を大きく上回れば、利上げ警戒感の再燃によって波乱の展開となる可能性がある。 ただ、日経平均に7日安値2万7268円で底打ちムードが浮上し、日足チャートで一時25日移動平均線を上回ったことで先高期待感があることも確か。また、欧米と比べた際の企業業績の良好さや株価指標面での割安さを評価して、底堅さが発揮される展開も予想される。来週の日経平均の想定レンジは2万7700~2万8600円とする。
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冨田 康夫