坂口健太郎、イ・セヨンの最高に甘くて切ない、日韓ロマンス『愛のあとにくるもの』の配信が決定。笑いと“愛”にあふれた来日記者会見をレポート!
「愛に終わりはないけれど、常に変化はしていくものだと思います」
ーー「変わらない愛があるのか」。本作の大きなテーマのひとつだと思いますが、どう考えていますか? 坂口「うーん、そうですね……僕は、愛に終わりはないけれど、変化していくものだと思いますね。出会った時の互いの熱量や温度と、時間の経過で愛の質量、色も変化を遂げていきますよね。ただそれは決して終わりを指すものではないと思っています」 ムン監督「本作を観ていただければわかると思いますが、演出や演技を通してなにか愛を定義づけしたり、批判したりすることがないようにしています。愛にまつわる感情を様々なシーンで表現してはいますが、多様な愛の形があって、一概に答えを求められないものだと思うからです。個人的には変わる愛も愛だと思いますし、変わらない愛もまた愛だと考えています」 セヨン「……変わらない愛はあると信じます!(日本語で大きな声で発言)ただ愛は変わらなくても、人は変わることがあると思いますね。愛は本当に簡単じゃないからこそ、変わらない愛もあるし、変わる愛もある。運命的な愛もあると信じています」
「好きな日本語は“アイタイ”」
ーー好きな日本語、韓国語をそれぞれカタカタでボードに書き、教えてください! セヨン「『アイタイ』。いつも私は現場スタッフやキャスト陣に『会いたいな』と思っていました。中村アンさんや共演者の皆さんが恋しくて、メッセンジャーで『アイタイ』と送っていました」 ムン監督「『キレイ』。ドラマ内の台詞で実際にあるのですが、そのシーンがすごく情緒があり、セヨンさんと健太郎さんが文字通りに本当に美しいんです。作品を観た人たちにも、私と同じようにふたりの美しさを感じられるだろうし、共感してもらえると思います」 坂口「おふたりがそんな言葉を書いていると知らなかったので……。僕は『チャジョンゴ チナガムニダ』。日本語で『自転車通ります』(笑)。日本で撮影した潤吾の家付近は自転車の通りが多かったこともあって、現場でスタッフの方が本当によく言っていて。これはいい響きだな~と」 こうして終始笑顔のなかで終わった記者会見。坂口健太郎さん、イ・セヨンさん、ムン・ヒョンソン監督の熱量を感じられて、ますますドラマへの期待が高まるスペシャルなイベントとなった。10月11日(金)からPrime Videoで配信される『愛のあとにくるもの』。ぜひ物語の全貌をチェック!
『愛のあとにくるもの』
【STORY】 小説家を目指す日本人の潤吾(坂口健太郎)。韓国人留学生のチェ・ホン(イ・セヨン)。互いに惹かれ合い、やがて恋に落ちるが、別れは突然にやってくる。空白の5年間を経て再び出会ったふたりは、どんな道を選んでいくのか? 愛の始まりから終わり、そしてその後を描く切なくもときめくラブストーリー。