【写真：Getty Images】

　プレミアリーグ・リバプールに所属するオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフは、今季驚きのスピードで成長し新チームでのレギュラーポジションを確固たるものとした。その裏には、サッカー日本代表MF遠藤航などのアドバイスがあったようだ。リバプール専門メディア『Liverpool.com』が伝えている。 　 【写真】リバプール、最新年俸ランキング 　昨夏に、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンから加入したグラフェンベルフ。オランダの名門アヤックスで育ち、強豪バイエルンに引き抜かれた若き才能だったが、前監督ユルゲン・クロップ監督の元ではあまり出場機会が得られていなかった。 　昨季はカップ戦での起用が主であり、リーグ戦26試合に出場したものの先発出場はわずか12試合。しかし、今季はアルネ・スロット新監督の下でシステムも変更されたことにより、守備的MFとして1番手に成り上がる驚異的な成長を見せている。 　同選手は、「いい気分だよ。ただ正直に言うと、もっと適応しなければいけない。もともとは守備的MFの選手ではないからね。キャリアのスタートはより攻撃的な選手だったから、今は適応している段階だ」と述べた上で、守備面での貢献について同僚の遠藤やアレクシス・マック・アリスターなどにアドバイスを求めたことも明かしていた。 「マック・アリスターと話した。彼は去年そこでプレイしていたからね。遠藤とも普段からどのようにプレイしているのか、ボールがどこに来るのか予測の仕方について少し話したよ」 　慣れないポジションで称賛すべき適応力を見せているのは、世界で活躍する同僚の選手たちからのアドバイスも大きかったようだ。