ボクシング ベナビデスVSモレルの全勝世界王者対決は2・1ラスベガス開催 セミでフィゲロアとフルトンが再戦
プロボクシングの米興行大手プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)は15日(日本時間16日)、WBC世界ライトヘビー級暫定王者のデービッド・ベナビデス(27)=米国=と、WBA世界同級王者のデービッド・モレル(26)=キューバ=が来年2月1日(同2日)に米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで対戦すると発表した。 プロ戦績はベナビデスが29戦29勝(24KO)、モレルが11戦11勝(9KO)。全勝同士の世界王者がキャリアの全盛期に激突する。ベナビデスは元WBC世界スーパーミドル級王者でもあり、世界2階級制覇を達成している。モレルは2016年世界ユース選手権ライトヘビー級金メダリストで、19年8月にプロデビュー。20年8月にWBA世界スーパーミドル級暫定王座を獲得し、センサク・ムアンスリン(タイ)、ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に並ぶ史上最速のプロ3戦目で世界王者となった。 セミファイナルではWBC世界フェザー級王者のブランドン・フィゲロア(27)と、同級2位のスティーブン・フルトン(30)=ともに米国=の再戦が行われる。21年11月にWBC、WBO世界スーパーバンタム級王座統一戦で、フィゲロアに2-0の12回判定勝ちしたフルトンは、昨年7月に井上尚弥(大橋)に8回TKO負けして以来の世界戦。9月に再起戦としてWBA米大陸フェザー級王座決定戦に臨み、カルロス・カストロ(米国)に2-1の10回判定勝ちした。 プロ戦績はフィゲロアが27戦25勝(19KO)1敗1分け、フルトンが23戦22勝(8KO)1敗。