「女って化粧して…」金メダル獲得の女子競泳選手に“性差別的”発言 解説者が報道から外される【パリ五輪】
米メディア『Eurosport』の解説者が、競泳女子400mリレーで金メダルを獲得したオーストラリア代表チームに性差別的な発言をしたとして、五輪報道から外されたと、英国の日刊紙『Daily Mail』などが報じている。 【画像】角田夏実の金メダルや阿部詩の涙、大岩Jのゴールラッシュも…日本勢が見せたパリ五輪の「悲喜こもごも」を厳選フォトでチェック! 同紙によれば、ベテラン解説者のボブ・バラード氏が、オーストラリア代表のエマ・マキオン、シェイナ・ジャック、モリー・オキャラハン、メグ・ハリスの4人が金メダルを獲得して会場を去ったあと、「女性たちはちょうど終わったところだ。女って化粧してウロウロしてるもんだ」と、発言したという。 この発言に、バラード氏と並んで解説を務めていたリジー・シモンズ氏も「言語道断」と評し、SNS上でも大きな反感を買ったのは言うまでもない。 バラード氏の動画はすぐに拡散され、Xでは早速「ボブ・バラードがどんな人か知っているだろう。性差別主義者だ」「恥じて頭を垂れ、放送から降りて1930年代に戻れ」といった怒りの声や、「この人たちはいつになったら学ぶのだろう?なぜ彼らには訓練が与えられないのか?」と呆れた様子で投稿するユーザーもいた。 競技を終え、本来なら祝福の言葉を述べるべき場で、あってはならない発言。まさに「言語道断」というべきだ。同氏は五輪では特に水泳と飛び込み競技で長年解説を務めていた。なぜこのような発言をしたのか、まだ、公にコメントは発表していないという。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]