合格祈願「すべらサンド」を製作 あいの風鉄道・高岡関野神社(富山)でおはらい
あいの風とやま鉄道は19日、学問の神様とされる菅原道真を祭る高岡関野神社(富山県高岡市末広町)で、列車の滑り止め用の砂を使ったお守り「すべらサンド」を作った。「滑らさんぞ」の語呂合わせで縁起を担ぎ、受験生向けのお守りとして来年1月に県内9駅で計1800個配布する。 お守りは毎年製作。山田隆芳宮司が砂をおはらいし、藤井敏明運輸部担当部長らが玉串をささげた。社員4人が金色のスプーンで、「末広がり」の8グラムずつ丁寧に詰めた。 高岡駅員の高橋菜緒さん(23)は「大学受験のときにもらい、より頑張ろうという気持ちになった。健康で全力を出し切ってほしいという思いを込めた」と話した。 お守りは来年1月8日午前7時から小杉、石動、滑川、黒部、入善、泊、同7時半から富山、高岡、魚津の各駅改札前付近で無料配布する。