家庭の冷凍庫で簡単に作れる氷菓登場 袋のまま、水を加えて型へ【経済トレンド】
氷菓がおいしい季節になってきた。自宅の冷凍庫を活用して簡単に作って楽しむ商品が登場している。袋のまま凍らせるタイプやシロップに水を加え、型などに入れて作る商品が登場している。(共同通信=増井杏菜記者) 菓子メーカーリボン(愛知県小牧市)の「果汁100%フローズンシャーベット」は、手軽に食べられるスティック状だ。暑い日に冷凍庫で袋のまま凍らせると、しゃりしゃりとした食感と濃厚な果汁の味わいが楽しめる。グレープ、ミカン、パイナップル味を詰め合わせた。1袋に3本ずつの計9本入りで参考価格は378円。 友枡(ともます)飲料(佐賀県小城市)の「凍らせる果実アイス」も、自宅の冷凍庫で楽しむ商品だ。ゼリーを固めたような“むにむに”とした食感を目指した。豊潤白桃、スイカ、完熟マンゴー、マスクメロンの4種類の味わいをそろえた。製氷皿に入れて固め一口アイスにも。サイダーを注いで食べるのもおすすめという。希望小売価格は140円。
ロッテの「スイカバーの素」「メロンバーの素」は、手作りアイスキャンディー専用の濃縮シロップ。100円ショップの「ダイソー」で先行販売を始めた。1缶160ミリリットル入りで既製品のアイス4本分が作れる。好きな型やスティックを使い、缶1本につき水を120ミリリットル加えて約7時間凍らせるだけと簡単だ。既製品と異なるのは、種に見立てたチョコなどがないことだ。想定小売価格は108円。(いずれも価格は2024年5月時点)