【写真：Getty Images】

　アタランタBCがガラタサライが保有するイタリア代表MFニコロ・ザニオーロの獲得に近づいていることがわかった。イタリアメディア『Football Italia』が、現地時間3日に報じている。ザニオーロ自身は、セリエAに復帰することを望んでいると見られており、今後の去就に関心が寄せられていた。 　今月2日に25歳になったばかりのザニオーロは、2023年の冬の移籍市場で、ASローマからガラタサライSKに完全移籍。同年夏には、買取オプション付きのレンタル契約でアストン・ビラへ加入すると、23/24シーズンはプレミアリーグで25試合に出場し2ゴールという記録を残した。しかし、アストン・ビラはこのオプションを行使せず、先月の30日にレンタル期間は終了。7月からは、保有元のガラタサライに復帰していた。 　同メディアによれば「アタランタはガラタサライとの間でザニオーロのレンタル移籍について合意した」と報じた。ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によれば、350万ユーロ（約5.6億）のレンタル移籍で加入し、さらに1600万ユーロ（約25億円）の買取オプションに加えて、最大250万ユーロ（4億円）のボーナスが含まれるという。また、シーズン全体で、60%から65％の試合に出場すれば、買取義務も発生するようだ。 　総額の内訳には、現地メディアでも様々な報道が出ているものの、同氏によれば、約2200万ユーロ（約35億円）から、2300万ユーロ（約36億円）で決着することは間違いないとみられる。報道によれば、早ければ現地時間4日にメディカルチェックが行われる見通しとなっている。同じセリエAのフィオレンティーナもザニオーロの獲得に動いていたものの、23/24シーズンのヨーロッパリーグ王者が彼を射止めた。