ポーリーナ・ポリスコワ

SNSでありのままの姿をたびたびさらけ出している、元スーパーモデルで現在59歳のポーリーナ・ポリスコワ。インスタグラムにビキニ姿の写真を投稿したり、写真にフィルターをかけないことや年齢差別について、正直に発言している。そんな彼女は、2年前にノーメイクでの美しいセルフィーを投稿して、年齢を重ねることを誇りに思うべきだと再認識させてくれた。 【写真】ポーリーナ・ポリスコワが投稿した、未加工のすっぴん写真 乱れた髪に、肌にフィルターをかけずリタッチもしていないポーリーナの写真は、#greypride （白髪は誇り）#bareface（すっぴん） #truth（真実）など、エイジングについてのメッセージをタグ付けして投稿されている。 「疲れているけどとても満足している、早朝の57歳（当時）の女性。何も隠すものはない。今の私の顔や体は人生経験や性格を反映しているけれど、恥ずかしく思うべきではないと言われる。エイジングは病気ではない。ありのままをたたえられるべき。成長すれば変化する」と書いていた。

2023年、インタビューとサイン会に出席したポリーナ

この写真と名言にインスパイアされたフォロワーからコメントが殺到。「みんなエイジングをたたえるべきだと宣伝してくれてありがとう」や、「あなたはいかに優雅に賢く年齢を重ねるかのインスピレーション」、「ありのままの信頼できる投稿をしてくれてありがとう」、「あなたはそのままで美しい！　エイジングは恩恵よ❤️」などと書いた人たちがいた。 自己受容の輝かしいお手本で、SNSでパワフルなメッセージとともにアンチエイジング文化を非難していることで有名なポーリーナ。「年齢と戦う。年齢に逆らう。若返る。アンチエイジ。どれ一つ可能なことはない。それなのに、インターネットでエイジングを検索すると、出てくるのはこれ。錠剤、薬、エイジングのプロセスと戦うトレーニング。エイジングを止める唯一の方法は死ぬことよ」と、以前インスタグラムに書いたこともある。 さらに本格的な #oldandugly（年をとって醜い）ムーブメントまで立ち上げ（俳優のリサ・リナが自身の“old and ugly”ヌードを披露するきっかけを作った）、SNSでハッシュタグをつけて写真をシェアし、自分の年齢と美しさを受け入れるよう多くの女性を励まして、「年齢差別は恥ずべきこと」と非難した。 ムーブメントを始めた投稿には「私たちは年齢を重ねるほどに美しくなる。年をとって醜いなどということはない。近視眼的で無知なだけ」と書いていた。 ポーリーナは常に、ありのままの写真と正直な言葉をシェアして、自分の思うままに年齢を重ねていいのだということを再認識させてくれる。そんな彼女に感謝したい。