「批判を力に」サウスゲート監督が準決勝に向けて意気込み「ビールを投げつけられるのも普通ではない」【ユーロ2024】
UEFAユーロ2024(EURO2024)・準決勝が現地時間10日に行われ、イングランド代表はオランダ代表と対戦する。この一戦を前に、イングランドを率いるガレス・サウスゲート監督が自身に降り注ぐ批判について言及したようだ。英紙『ガーディアン』が7日に報じている。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024) グループリーグでスロベニア代表と対戦したあと、客席からサウスゲートに対してビールのカップが投げられる一幕があった。元代表選手のアラン・シアラー氏などにはゲームプランに「計画性がない」と批判され、同監督はOBや識者からもその手腕を疑問視されている。 一連の批判について、サウスゲートは次のように語る。「時には嘲笑され、プロフェッショナルとしての能力が信じられないほど疑問視される仕事だ。ビールを投げつけられるのも普通ではないと思う。しかし私は幸運なことに、これまでの人生でたくさんのレジリエンス(挽回する力)を培ってきた。そしてそれら多くの批判や困難を原動力にしてきている。チームをどこに連れて行きたいかは分かっているよ」 また、次戦以降の戦いについては、「このトーナメントはまだ続くが、メンバーの年齢や経験を考えれば、彼らはこのあとも(勝利への)信念を持ち続けるだろう。イングランドは良い位置につけるはずだが、それは近い将来分かることだ。私たちには良い1週間が待っている」と述べた。
フットボールチャンネル編集部