フジテレビ系「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」に出演する左からアンタッチャブル山崎弘也、満島ひかり、石橋貴明、山下智久、柴田英嗣（C）フジテレビ

　石橋貴明（62）アンタッチャブル柴田英嗣（48）山崎弘也（48）がMCを務める「ザ・細かすぎて伝わらないモノマネ」が22日、フジテレビ系で午後9時から放送される。 【写真】ゲストの山下智久 　ゲストには山下智久（39）満島ひかり（38）。放送を前に、石橋らMC陣が取材に応じた。 　今回もニッチなものから定番のスポーツネタまで安定の爆笑の連続だ。石橋も「すごかった」と満足げな表情を浮かべ、柴田は「スターダムにのし上がってくる人も多い。新人が頑張れる良い大会でした」と見届けた。 　大会は20周年。今回は昨年初となった夏開催を2年連続で実施。プロ・アマ問わず挑戦ができることから今なお、若手芸人の“登竜門”として発展を続けている。石橋は、芸人人生のかたわらにあった大会の歴史を振り返り「華丸君とか、キンタロー。とか、みんなここから飛び出してスターになった」と回顧。恒例の冬開催へ向けて「パリ五輪ネタは出るでしょうね。どれだけメダルラッシュになるか」と期待を寄せる。初の夏冬連覇達成者の誕生あるだけに、山崎も「一人だけチャンスあるから楽しみ」と早くも若手芸人の底上げを心待ちにした。 　芸人が優勝を狙うように、石橋は高視聴率を貪欲に狙う。「これだけは言おうと思っていた」と切り出すと、声を張った。「朝日新聞と日刊スポーツを取ってるんですけど、『1週間の視聴率ベスト20』にこの何カ月、フジテレビの番組が入ってない。旧フジテレビッ子としたら何をやっているんだ、フジテレビは…！」と勝手知る同局に愛ある喝。旧知の港浩一社長（72）にも宣言した。「さっき、港社長からあんぱんの差し入れを頂いたんですけど『絶対ベスト10入れますから』って言ったら、『頼むぞ貴明！』って」と社長公認の“応援大使”に就任。「これはとんねるずの意地。だから絶対ベスト10に入れます！冬も！」。目に闘志を宿し、生き生きとした表情で続けた。「古い不適切時代の代表、石橋貴明がテレビとはこうだ！というのを、今のフジテレビのみんなにみせつけてやろうと思います」とまくしたてると、柴田と山崎も「すばらしい。ああいう人が3位になるのがフジテレビなんだと」と、もり立てた。 　ベテラン芸人としての矜恃もある。視聴者にひと言を、と求められると、シンプルな言葉をちゅうちょなく叫んだ。「ガタガタ言わず見やがれ！」。【望月千草】