改正道交法施行1カ月 酒気帯び自転車運転で36人に赤切符 広島県警
自転車の酒気帯び運転に罰則を新設した改正道交法が11月1日に施行されてからの1カ月間に、広島県内で36人に酒気帯び運転容疑で交通切符(赤切符)が交付されたことが県警のまとめで分かった。うち、1人は乗用車との衝突事故で酒気帯び運転が判明した。摘発は深夜帯や繁華街近くで目立ち、県警は飲酒の機会が増える年末に向けて法改正の周知と取り締まりを強める。 改正道交法で新設された自転車乗車中の罰則 県警交通企画課によると、36人のうち、35人はいずれも職務質問をきっかけに発覚し、県警は刑事処分の対象となる赤切符を交付した。残る1人は交差点で乗用車と自転車の衝突事故が起きたのを機に判明し、赤切符を渡した。他に、自転車の横で寝ていた酔客が自転車を運転する姿が防犯カメラに写っていたケースがあり、書類送検するという。
中国新聞社