高松市のタクシー事業者が配車アプリ導入に向け実証実験 需要と供給の把握で利便性や収益性高める狙い
KSB瀬戸内海放送
高松市のタクシー事業者らが配車アプリ導入に向けた実証実験を11月から始めます。
(高松タクシー協会/川﨑武文 会長) 「まずはアプリをしっかり導入して、来年の来るべき需要に向けてしっかり今から準備を進めていきたい」 実証実験に参加するのは高松市のタクシー事業者15社と8つの個人タクシーです。参加台数は257台で高松市のタクシー全体の約3割です。 独自の配車アプリを開発することで、スマートフォンやタブレットで近くのタクシーを予約でき、到着時間も分かります。 高松タクシー協会によりますと、コロナ禍の営業不振などで40社あった事業者は2024年3月時点で33社まで減りました。 アプリを導入することでタクシーの需要と供給を把握し、利便性や収益性を高めることが狙いです。 実証実験は最長で2025年3月末までで、2025年4月からは本格運用に移行する方針です。
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