J1札幌、元日本代表FW鈴木武蔵が今季公式戦初ゴール ルヴァン杯2年連続8強入りに貢献
◆YBCルヴァン杯▽プレーオフラウンド第2戦 札幌2―1富山(9日・富山県総合運動公園陸上競技場) J1北海道コンサドーレ札幌の元日本代表FW鈴木武蔵が、今季公式戦初ゴールを決めた。 J3富山とのルヴァン杯プレーオフラウンド第2戦で先発し、0―0の前半40分に好機がめぐってきた。PKキッカーを任された鈴木は相手GKの逆を突くシュートを左に打ち込み、先制に成功した。 後半36分に途中交代し、チームは2―1で勝利。2年連続のベスト8進出に貢献した。試合後「暑いアウェーの難しい試合で、自分たちのリズムでボールを持てた。相手はすごいハードワークしてくるチームだったが、それ以上に僕らがハードワークできた」と振り返った。 今季、G大阪から期限付き移籍で加入し、札幌に4年ぶりに復帰した。現在はリーグ戦最下位と沈んでいる状況だが、「本当に苦しい展開が続いている中で、この粘り強く勝利できたことはポジティブにとらえていい」と語り、リーグ戦での巻き返しを誓った。
報知新聞社