【小倉競輪(ナイター)GⅠ競輪祭】1着で準決突破の久米詩「何でもやる」 大逆転での地元GP出場目指す
<20日・小倉競輪・2日目> 久米詩が地元GP出場に望みをつないだ。2日目11Rは梅川風子の後位追走から伸びて1着。「梅川さんの後ろは欲しかった位置。3角で太田りゆさんが来たのが分かってしっかりと踏めた」。昨年の大会は準決敗退に終わったが、1着で決勝進出のリベンジを果たした。 静岡GP出場には優勝しかない状況で今大会を迎えた。「今開催に向けて追加あっせんも断ってきた」と優勝に懸ける思いは誰よりも強い。 3日目12R決勝は2番車で登場。コメントは「何でもやる」。いつもは「自力基本」なだけに並々ならぬ気持ちが伝わってくる。1番車にはV最有力の佐藤水菜が控えるという構成。「調子は問題ない。自分の力を出し切ることを前提に頑張りたい」。自力、マーク策を柔軟に使い分けて、優勝の2文字のみを追い求める。