盲学校生がホテルの従業員にマッサージ 国家資格の取得目指し 鹿児島市
鹿児島テレビ
鹿児島市の鹿児島盲学校で、マッサージの技術を学ぶ生徒たちが実習の一環として、ホテルの従業員にマッサージを行いました。 生徒 「肩のこの辺が結構、凝っている」 鹿児島市にある城山ホテル鹿児島の本社ビルでマッサージを行ったのは、鹿児島盲学校の生徒3人です。 3人は高校卒業後に鹿児島盲学校の専攻科に入り、現在は国家資格の「あん摩マッサージ指圧師」の取得を目指して日々励んでいます。 今回の実習は視覚に障害のある、あんまマッサージ指圧師が、企業に雇用されて従業員らに施術を行う「ヘルスキーパー」という職業を知ってもらおうと実施されました。 3人は少し緊張しながらも、一生懸命マッサージを行っていました。 マッサージをした生徒 「『ありがとうございました』『気持ちよかったです』と言ってもらえてうれしかった」 「企業の方々に施術する機会を生かして患者とどう向き合うかと考えながら、患者に満足してもらえるような施術を行える施術者を目指したい」
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