能登半島地震で改めて注目!「Amazon」でおすすめ災害対策アイテムを準備
【改めて「防災」について考える】
1月1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方でマグニチュード7.6、最大震度7の令和6年能登半島地震が発生した。「TOKYO HEADLINE」では、インターネット通販大手「Amazon」が昨年行った災害への備えについてのメディアブリーフィングの記事を加筆修正のうえ再掲する。(初出:2023年8月27日、肩書きは当時のまま)。 【写真】乳幼児がいる場合におすすめのベビーフードやキューブ状粉ミルク ◆ ◆ ◆
防災アドバイザーの岡部梨恵子さんによると、災害対策アイテムは持ち歩き用、非常持出袋、1週間の在宅避難に分けて備えておきたい。 持ち歩き用の特に重要なアイテムとしてホイッスル、モバイルバッテリー・コード、常備薬・服用薬(2日分)、ペットボトルの水500ml、生理用品、緊急連絡先メモ。非常持出袋は男性10kg程度、女性・高齢者6kg程度を目安として難燃・防水性の素材で用意。在宅避難では1週間分の食料(肉・魚類42食、惣菜類42食、パン30食、果物30食)、非常用トイレセット(50回)などを挙げた。
おすすめ商品の「BOS 非常用トイレセット」は「トイレは最低でも1日5回は行く。家族の人数をかけてできたら1週間分用意してほしい」と解説。また、箱の中に加熱袋と発熱剤、食品を入れて発熱溶液を注ぎ、袋のチャックを閉めると蒸気が出て温かいご飯が食べられる「レスキューフーズ」は、東日本大震災の時に100万食売れたという。 家族構成別では乳幼児がいる場合は好みの味のベビーフードやキューブ状粉ミルク。小さな子どもがいる場合は居場所を確保できるテントや虫よけジャケット、エアベッド、トイレが使用できない時のおむつなど。高齢者や障がいのある人には移乗シートや折りたたみ杖、物資を運べる折りたたみキャリーカート。ペットがいる場合はおむつ袋やペットサークル、ペット用キャリーカートなど。
その他、冬はカセットボンベ1本で使えるポータブルストーブやソーラーパネルが接続できるポータブル電源、エマージェンシーブランケット、夏は熱中症対策の扇風機付きベストや断水時に体を拭けるノンアルコールのウェットティッシュなどがあると便利だ。さらに温めず食べられるレトルト食品や水、パックご飯など、普段使うアイテムを非常用にローリングストックしておくのもおすすめだという。