愛媛県選管が衆院選の比例票を一部修正 「民主党」票の割り振りでミス
愛媛県選挙管理委員会は今月27日の衆院選比例代表のあん分票をめぐり、宇和島市と鬼北町の選挙管理委員会でミスがあり、2つの政党の得票を一部修正したと発表しました。 このミスによる比例代表の獲得議席数への影響はないということです。 比例代表の投票で「民主党」と有効と判断された票は、立憲民主党と国民民主党にそれぞれの得票率に応じてあん分されます。 宇和島市選挙管理委員会では民主党と判断された2193票をあん分する際に、立憲民主党と国民民主党を取り違えて入力し集計していたということです。 また鬼北町選挙管理委員会では、あん分の計算を誤っていたということです。 これらのミスは県選挙管理委員会のチェックで判明したもので、県選管では立憲民主党の得票を824.275票増やし、国民民主党の得票を824.275票減らす修正を行いました。 比例代表四国ブロックの各党の獲得議席数に影響はないということです。 宇和島市、鬼北町の選挙管理委員会は確認作業を徹底するなどして、再発防止に努めるとしています。