アタランタ、61年ぶりの優勝は叶わず…ガスペリーニ監督「残念だが失望はない。ユーヴェに対抗できるフィジカルがなければ…」 | コッパ・イタリア
【欧州・海外サッカーニュース】アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が、日本時間16日に行われたコッパ・イタリア決勝アタランタ対ユヴェントス戦終了後、試合を振り返った。 【動画】レッドカードを提示されたアッレグリ監督の反応 アタランタ×ユヴェントス|ハイライト
アタランタは日本時間16日、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ指揮下で3度目となるコッパ・イタリア決勝に臨んだが、大会最多優勝回数を誇るユヴェントスに開始4分で先制点を奪われると、スコアを覆すことができずに0-1と敗れた。 61年ぶりのタイトル獲得のチャンスを逃したアタランタの指揮官が、試合終了後にイタリアメディア『Mediaset』のインタビューでチームのパフォーマンスを分析した。ガスペリーニは、FWジャンルカ・スカマッカの欠場が響いたと考えている。 「相手は強豪だった。すぐにリードされ、その後はうまく守られてしまった。簡単ではなかったが、長い時間にわたって試合の主導権を握っていた。決して悪い試合ではなかったように思う。タフな試合で拮抗し、相手が我々を上回るパフォーマンスでなかったことは確かだ」 「どこを改善できたか? ペナルティエリア付近でのパス回しがやや遅く、スピードのある仕掛けがあまり見せられなかった。当然だがスカマッカの欠場は大きかった。今日のような試合において、間違いなくプラスアルファの貢献をしてくれたはずだ。相手に対抗できる強いフィジカルがなければ、スペースをこじ開けることは難しい」 それでも今シーズン、イタリア杯のほか、UEFAヨーロッパリーグ(UEL)においても決勝に進出し、リーグ戦でも上位争いを繰り広げているアタランタ。指揮官は、「残念ではあるが、試合に失望しているわけではない。自分たちの試合をし、僅差での負けだった。われわれには、まだリーグ戦とUEL決勝が残っている」と前を向いた。
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