現地記者も驚いた久保建英の早々交代…ソシエダ指揮官は先発組の“不出来”強調「できるなら11人全員代えていた」
ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は0-1で敗れたアスレティック・ビルバオとのバスク・ダービー後、MF久保建英を後半15分に退けた判断について「11人全員を交代できるなら、全員代えていた」と先発メンバーのパフォーマンスに満足していないことを示した。現地メディア『アス』や『マルカ』などが伝えている。 【写真】「新しい髪型も似合う」「可愛すぎ」「惚れてしまう」なでしこ清水梨紗がオフショット披露 久保は代表活動明けの初戦で先発入りを果たし、前半41分には自陣からドリブルで持ち運んでFKを獲得するなど攻撃陣を牽引。しかし0-1の後半15分、MFブライス・メンデスとの交代を告げられて早々にピッチを去ることになった。チームはそのまま0-1で敗れている。 試合後の監督会見では、現地記者から久保が早い時間帯で退がった理由を驚きまじりに訊ねる質問が飛んだ。これに対してイマノル監督は「あなたの意見は尊重する」と述べつつ、「私にとって今日素晴らしいプレーをした選手はいない。もし11人全員を交代できるなら、11人全員を代えていた」と返答。先発組については「(失点するまでの)最初の25分間は全く満足しなかった。ボールを持っているかに関係なく、ダービーをしに来たようではなかった」とも話し、「守備でも攻撃でも自分たちのレベルを大きく下回っていた」と批判した。 フル出場したFWミケル・オヤルサバルは指揮官の言葉について「最終的にピッチにいるのは僕たち(選手)で、上手くいっていないときに仕事をするのは僕たちだと意識しなければいけない」と述べ、敵地でのバスク・ダービーで4連敗となったことに「同じ失敗をしているから僕たちはみんな内側に目を向けて自己批判をしなければいけない」と反省を口にしている。 リーグ戦の連勝が2で止まったソシエダは、28日にUEFAヨーロッパリーグのアヤックス戦を行う。