阪神・前川 秋季キャンプまで“1年間完走”に手応え「ケガしなかったことが一番、良かった」
阪神・前川が、今春キャンプから今秋キャンプまでの“1年間完走”に手応えを口にした。 「ケガしなかったことが一番、良かった。ずっと2年間、ケガが多かったので」 ここまで何度もケガに泣かされてきた。22年はオープン戦で1軍デビューも、3月下旬から上半身のコンディション不良で離脱。昨年は春季キャンプで1軍メンバーに抜てきされながら、キャンプイン直前に左上肢コンディション不良が発覚して2軍スタートとなった。覚悟を持って挑んだ3年目の今季は116試合出場、打率・269、4本塁打、42打点と大きく飛躍。「体の面で、だいぶ取り組んできた。結果としてできたので良かった」とうなずいた。 持ち味の強打に加えて、16日の紅白戦では3四球と抜群の選球眼も披露。来季も欠かせない存在となる。