映画、ドラマ、CMと引っ張りだこの清水伸

　7月25日から配信が開始されたNetflixシリーズ「地面師たち」が好評を博す中、ある俳優が注目を集めている。 【写真あり】2020年公開の映画で「タイ人ボクサー」になりきった清水。快進撃は止まらない 　実際に起こった巨額の地面師詐欺をテーマにした、不動産取引をめぐる詐欺師"地面師"を描いた物語。ネット上でも「面白かった」との声が続々と投稿される中で「地面師で俺が一番興奮したシーンはニトリのCMの人が出てきた瞬間」「地面師に出てる人、ニトリのNクールに出てる人じゃない？？」「ニトリのNクールの人、地面師に出てるやん！」「地面師、誰が1番演技上手い?って聞かれたら、ニトリのCMの人良かったよね」「ニトリの人の印象強すぎて」などのコメントが散見された。 　2015年から「ニトリ」Nクール、NウォームのCMに出演している俳優の清水伸は、同作で地面師の標的となる青柳隆史の部下・大谷役として出演。上司から無理な要求を受けながらも奔走する、リアルなサラリーマンの姿を演じた。 　清水は数々の映画賞に輝いた「アンダードッグ」（監督武正晴、2020年公開）でタイ人ボクサーを演じ、脚光を浴びた。当時は本紙の取材に対し「エゴサーチしても1個も引っかからないんです。映画をご覧になった方は、ふつうにタイ人だと思われていたみたいで…」と苦笑いしていたが、その後は俳優・清水伸として大躍進。2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、2023年度前期NHK連続テレビ小説「らんまん」などに出演し、今期のNHK連続テレビ小説「虎に翼」にも出演している。 　反響を受け、清水は12日、自身のX（旧ツイッター）で「お気づき頂きありがとうございます。話題にして頂き嬉しいです」と喜び。「中間管理職で奮闘しております　まだご覧になってない皆様、ぜひご覧下さい！」とコメントした。