【虎に翼】「車にひかれて」の本当の意味 ネット絶句「つまり…」“遺言”の一文が「衝撃すぎた」
女優の伊藤沙莉が主演を務めるNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~土曜・午前8時)は20日に、第125話が放送された。その内容は…。(以下、ネタバレがあります。ご注意ください) 【写真】約20年前の「美佐江」の姿(左) 審判のあと、佐江子(辻沢杏子)が事務所を訪ねてきた。佐江子は寅子(伊藤)に「私、森口美佐江の母です。ずっと謝りたいと思っておりました。あの時は娘を助けてくださろうとしたのに…」と謝った。寅子は動揺しながら、美佐江(片岡凜)についてたずねると、佐江子は「美佐江は死にました。美雪が3歳になってすぐ、車にひかれて」と伝える。そして美佐江が「最後に残した」言葉が書いてある手帳を寅子に渡した。 恐る恐る手帳を開く寅子。そこには美佐江の文字で以下のように書かれていた。「私は確かに特別だった。私が望めばすべてが手に入った。すべてが思い通りになった。盗みも、体を売らせることもできた。けどこの東京で、私はただの女にすぎず、手のひらで転がすはずが、知らぬ間に転がされていた。次々に起こる予期せぬことに翻弄された。身ごもれば、特別な何かになれるかと期待したが無駄だった。私のなかにかろうじて残る特別な私が消えぬうちに、消えるしかない。あの人を拒まなければ、何か変わったのか?あの人は私を特別にしてくれたのだろうか?」。この文面を読んだ寅子はショックな表情を浮かべた。 ネットはこの“遺言”に震撼。「美佐江ちゃん、車に轢(ひ)かれて…って話だったけど、自死だったのかな」「美佐江は交通事故で亡くなっているけれど、あの言葉を見る限り、多分…」「つまり」「車に轢かれて←表向き事故、実際は…」と想像し「余りにも衝撃すぎた」と絶句した。
報知新聞社