韓国、世界遺産委員国に 総会で選出、登録可否審査
【パリ共同】世界遺産条約締約国の総会が22日、パリの国連教育科学文化機関(ユネスコ)本部で2日間の日程で始まり、世界遺産登録の可否を審査する世界遺産委員会の委員国(21カ国)のうち9カ国の改選を実施、韓国が選出された。23日に委員会の臨時会合も開催。2024年の委員会の開催日時や場所が決まるとみられる。 日本も委員国の一つで、24年の委員会は日韓とも委員国となる。同年の委員会では「佐渡島の金山」(新潟)が登録審査を受ける見通しだが、これまで韓国は朝鮮半島出身者の強制労働があったと主張し世界遺産登録に反発してきた。 世界遺産委員会は登録済み遺産の保全状況の審査も担う。