知られざるドラァグクイーン文化 関東「お母さん制度」!? サマンサ・アナンサが“東西の違い”解説
タレントでドラァグクイーンのサマンサ・アナンサが、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で、ドラァグクイーンの関西・関東間での交流や違いなどを語った。 【関連】配信番組『ル・ポールのドラァグ・レース』 サマンサが解説 若手ドラァグクイーンに大きな影響力も 関西を中心に活躍するサマンサだが、関東をはじめ、各地でのイベントなどを通して全国のドラァグクイーンと交流があるそう。そんなサマンサいわく、ドラァグクイーンの数は東京が最も多いのだとか。 現在も第一世代として現役で活動している、大御所ドラァグクイーンのシモーヌ深雪(京都)とマーガレット(東京)の間にも交流があるそうで、サマンサは「お互いをリスペクトしあっているのだろう」と語った。 ドラァグクイーン文化の誕生には諸説あるが、東西による違いもあるようだ。サマンサは「関西のほうがプライベートでの交流が多いのでは?」と感じているそうで、食事や外出、なかには旅行に行く人も多いのだという。 一方の関東では、「お母さん制度」なるものの存在を耳にすることがあるという。お世話になっている先輩のことを「お母さん」と呼ぶ制度だそうで、先輩・後輩や師匠・弟子という関係性から生まれたと考えられる。 関西では対照的に、先輩・後輩や師匠・弟子という関係を公表したがらない人が多いという。これは、「それぞれが個性的に活動している」という意識がそうさせているのかもしれない。 さらに、「東京のドラァグクイーンは賢い」とサマンサ。有名大学出身の人も多いそうで、サマンサは「地頭・教養が違う」と語る。なんでも、話の広げ方や言葉のチョイスにも「東京はさすがやな」と感じることが多いそうだ。 番組パートナーを務めるインスタグラマーのウラリエも、「東京のドラァグクイーンのラジオを聴いてトークの勉強をします」と語っていた。 ※ラジオ関西「Clip金曜日」2024年10月4日放送回より
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