【小倉競輪】競輪祭女子王座戦は佐藤水菜が完全優勝~G1小倉競輪祭
小倉競輪場で21日、G1「第2回競輪祭女子王座戦」決勝が開催3日目の第12レースで7選手により行われ、佐藤水菜(25)=神奈川・114期=が、3日間1着の完全V。優勝賞金540万円(副賞含む)を獲得するとともに、ガールズグランプリ(12月29日、静岡)の出走権を得た。 レースは太田りゆがスタート直後から前をとりに出て、石井貴子―梅川風子―尾崎睦―佐藤水菜―当銘直美、最後方から久米詩の並びに。打鐘から梅川―久米がまくっていくも、太田が突っ張り、その外から2番手に浮上し直線に向いた佐藤がゴールで太田をとらえて1着。2着は太田、3着は当銘だった。佐藤の次回出走予定は30日から始まる平。 佐藤水菜「満身創痍のなか、出し切って走ることができてうれしいです。グランプリというものに走れることが決まったのもよかった。きょうはコーチも見に来ていて、競技から1か月間離れて改めて感謝の気持ちが強くなりましたし、みなさんの声援が力になることも感じました。競技もガールズケイリンもどちらも頑張っていきたい。今回勝ちましたが、まだまだ恩返しにはなっていないので、年末のグランプリをとって感謝を伝えたいです。ライバルは強ければ強いほど燃えるタイプなので練習を一生懸命頑張ろうと思います」
報知新聞社