岐阜市で自動運転バス開始へ 定期運行、市街地を運行
岐阜市は25日、市中心部を巡る自動運転バスの定期運行開始を記念し、出発式を開いた。運転操作の一部をシステムが担う「レベル2」から始め、一定の条件下なら運転手なしでも走行可能な「レベル4」を目指す。市によると、交通量が多い中心市街地の運行は全国でも珍しいという。 式典は岐阜市役所近くの広場であり、柴橋正直市長は「より多くの皆さんに見て体験していただきたい。自動運転バスを市民の生活の足として確立し、レベル4を目指して頑張っていきたい」とあいさつ。同日午後からの定期運行に先立ち、関係者が乗車した。 バスの乗車定員は10人で、最高時速19キロで走行。