開会式で選手宣誓した中学生の部、広島選抜・西尾主将

　「第２４回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会」（８月２２～２４日）の開会式が２２日、広島県呉市の鶴岡一人記念球場で行われた。 　大会は、公益財団法人日本少年野球連盟（ボーイズリーグ）の５ブロック（東日本、中日本、関西、中四国、九州）に所属するチームの中から、各ブロックごとに選抜された選手らでチームを構成。中学生の部６チーム、小学生の部６チーム、女子の部５チームが参加して予選リーグ、決勝リーグを戦う。 　開会式では、昨年大会を制した中学・関西選抜、小学・中日本選抜、女子・関西選抜が、それぞれ優勝旗を返還。同連盟の惣田敏和会長は「各ブロックの威信に懸けて、それぞれが普段は異なるチームで対戦してきた選手も今回は同じチームの仲間として協力し、持てる力を出し尽くして、悔いだけは残さないようにプレーしてください。思い切り、野球を楽しんでください」と激励した。 　その後、中学生の部から広島選抜・西尾勇真主将、小学生の部から広島選抜・朝枝稔翔主将、女子の部から中四国選抜・久保奈槻主将の３人が選手宣誓。西尾主将は「たくさんの方々に支えられ、大好きな野球をできることに感謝しています。そして、中学野球の集大成として、鶴岡一人記念大会に出場できることに誇りを持っています。ここ広島で最後まで白球を追い続け、全力でプレーすることを誓います」と力強く宣言した。 　試合は２３日から始まり、２４日に決勝戦を迎える。