侍・森下 プレミア12で10打点宣言 日本史上4人目大記録へ「得点圏での打率が大事かな」
「侍ジャパン合宿」(6日、宮崎) 阪神の森下翔太外野手(24)が6日、宮崎市内のSOKKENスタジアムで11月の国際大会「ラグザス presents 第3回 プレミア12」に向けた野球日本代表の合宿を打ち上げた。「すごく充実した合宿だった」。1週間後に開幕となるが、日本史上4人目の1大会10打点以上を目標に掲げた。 15年の第1回大会は7試合で中田(現中日)が15打点、鈴木(現カブス)、山田(ヤクルト)も10打点以上を記録した。19年の第2回大会は8試合で鈴木が13打点。森下も偉大な先輩たちを追いかける覚悟だ。 「本塁打を翔さん(中田)や誠也さん(鈴木)みたいにバンバン打つことは難しい。得点圏での打率が大事かなと。一つの指標で10打点を超える打点を挙げられれば。1打点でもそれが決勝打になればいいですね」 シーズンではリーグ3位の得点圏打率・351と勝負強さが光った。侍ジャパンでも4番候補となるなど、ここぞの一打に期待されている。相手の投手はほとんどが初対戦。「一つのチャンスをものにできるような打撃をしたい」と自身の役割を理解していた。 この日で宮崎合宿は終了。フリー打撃では1本の柵越えを放ち、調子の良さを感じさせた。「初戦のオーストラリア戦が大事」と決戦の日も近づいている。「最終的に世界一になれるように頑張りたい」。森下のバットで世界一へ導く。