「フラ文化」足跡たどる 企業出先対象モニターツアー ハワイアンズなど訪問 福島県いわき市
福島県いわき市内にある企業の出先拠点などに勤務する社員を対象にしたモニターツアーは、市内の市石炭・化石館「ほるる」、スパリゾートハワイアンズ、ハワイアンズグランピングマウナヴィレッジの3カ所で行われた。参加者は訪問先で「フラ文化」発祥の軌跡やいわき市の歴史に触れた。 県いわき地方振興局の「いわきの強みを活かした持続可能な地域づくり事業」の一環で、今年度4回目。市内に勤務する社会人とその家族に、いわき市の魅力を理解してもらい、交流サイト(SNS)などで広く発信してもらうのが狙い。今回は「いわきの『フラ文化』発祥に迫る」がテーマで、日本製紙勿来工場、日本製紙サポート、古河電池いわき事業所、ユアテックいわき営業所の社員ら合わせて19人が参加した。 参加者は最初に市石炭・化石館「ほるる」を訪れ、学芸員の吽野翔太さんの案内で化石の展示物や模擬坑道などを見学した。その後、スパリゾートハワイアンズへ移動してフラダンスショーを見学。社員の案内で実際に使用しているステージに上がり、フラガールの気分を味わった。その後、ハワイアンズグランピングマウナヴィレッジに移り、担当者の木田真市さんの説明で施設を見学した。
古河電池いわき事業所の古川剛資さん(27)は「フラ文化に関わる施設を見学し、フラを身近に感じることができた」と語った。 (いわき版)