新体制のリヴァプール、アメリカツアー初陣でベティス撃破…遠藤航は先発でHTまでプレー
リヴァプールは現地時間26日、プレシーズンマッチでベティスと対戦し、1-0で勝利した。 今夏のプレシーズンにはアメリカでツアーを開催しているリヴァプール。26日にはツアーの初陣として、スペインのベティスとの一戦に臨んだ。 今夏にEURO2024とコパ・アメリカ2024が開催された関係で、現時点でベストメンバーは揃っていないが、アルネ・スロット新監督はMF遠藤航を筆頭に、DFジャレル・クアンサー、MFドミニク・ソボスライ、FWモハメド・サラーらをスターティングメンバーにチョイス。一方のベティスは、MFウィリアム・カルバーリョ、MFパブロ・フォルナルス、MFナビル・フェキルらが先発に名を連ねたほか、今夏に新加入したDFディエゴ・ジョレンテもスタメンに入り、GKアドリアンは早速の古巣対決となった。 試合は立ち上がりからリヴァプールがボールを保持。20分にはボックス手前中央でDFコスタス・ツィミカスがボールを奪うと、FWハーヴェイ・エリオット、FWファビオ・カルヴァーリョと繋ぎ、最後は遅れて走り込んだ遠藤が左足でミドルシュートを放つも、枠を捉えきれない。31分にはMFカーティス・ジョーンズが負傷し、MFトレイ・ナイオニと交代となるアクシデントにも見舞われた。 それでも、直後の34分にはリヴァプールが先制に成功。敵陣右サイド内側のスペースでナイオニからのパスを受けたソボスライが、素早く前を向いて右サイドへボールを預ける。ソボスライはそのまま前方へ走り込み、ボックス右のスペースでサラーからのリターンパスを受けると、ダイレクトでゴール左下にシュートを流し込んだ。 前半はリヴァプールの1点リードで終了。後半に入ると、フェキルがボックス手前左寄りの位置で得たフリーキックで際どいシュートを放つなど、ベティスもゴールに迫るシーンを作る。 一方のリヴァプールはサラーやソボスライが中心となって攻撃を続け、この2名を含む8名を一気に交代した64分以降も、FWハーヴェイ・ブレアやFWカイデ・ゴードンら若手選手が中心となって追加点を狙う。だが、これ以上の得点は生まれず、試合はこのままタイムアップ。先発出場していた遠藤は、GKクィービーン・ケレハーとともにハーフタイムで交代となった。 この後、リヴァプールは31日にアーセナルと激突。一方のベティスは、8月3日にアル・イテハドとの試合が予定されている。 【スコア】 リヴァプール 1-0 ベティス 【得点者】 1-0 34分 ドミニク・ソボスライ(リヴァプール)
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