日本の芸能情報を世界に紹介する英文月刊誌『Eye-Ai』を創刊したリバーフィールド社が破産
(株)リバーフィールド社(TDB企業コード:988206711、東京都港区芝大門2-12-3)は、4月3日に東京地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には阿久津匡美弁護士(弁護士法人内田・鮫島法律事務所、東京都港区虎ノ門2-10-1、電話03-5561-8550)が選任されている。債権届け出期間は5月1日まで。 当社は、1976年(昭和51年)11月に設立された出版社。1977年創刊の日本の伝統文化や最新芸能を世界に紹介する国内唯一の英文月刊誌『Eye-Ai』や空港発着のリムジンバスに設置された旅行誌『via(ヴィア)』など雑誌の発行のほか、空港のプロモーション企画・提案を手がけ、2008年8月期には年売上高約1億1000万円を計上していた。 特に『Eye-Ai』は、日本の伝統文化や、人気アイドルのコンサートなどの活動、テレビ番組などの芸能情報を掲載し、ハワイ、アメリカ、東南アジアなどのほか、日本国内でも販売され高い知名度を有していた。 負債は現在調査中。 なお、『Eye-Ai』の事業については、2021年7月にザ・ショット(The Shot)に移管されており、現在は『Re:Eye-Ai』および『Re:Eye-Ai+』として、従来通り、発行されている。