ハーベック独経済相、緑の党代表で首相目指す意向=関係筋
Riham Alkousaa Holger Hansen [ベルリン 8日 ロイター] - 関係筋によると、ドイツのハーベック経済相は8日、所属する緑の党の代表として首相の座を目指す方針を表明する。 同国ではショルツ首相が6日、自由民主党(FDP)のリントナー財務相を解任し、3党による連立政権が崩壊。来年3月に総選挙が実施される可能性がある。 ただ、緑の党は世論調査で支持率が低迷しており、ハーベック氏の首相就任は容易ではないとみられている。 同氏は55歳。作家・哲学者として活動した後、経済・気候保護相に就任し、エネルギー・気候政策の分野で存在感を発揮した。明確なコミュニケーションと親しみやすいスタイルが高く評価されている。