東南アジアのタイから国際郵便を使い、営利目的で覚醒剤を密輸した疑いで、男２人が逮捕されました。 ◆記者リポート 「覚醒剤は石鹸に練り込まれて密輸されたということです」 覚醒剤取締法違反の疑いで逮捕されたのは、住所不定で自称、建設作業員の松藤龍人容疑者（２３）ら２人です。

押収された証拠品（２４日、福岡空港税関支署）

警察と門司税関によると、松藤容疑者らは今年４月、覚醒剤成分を練り込んだ石鹸のようなもの約４キロをタイから国際郵便で発送させ、営利目的で密輸した疑いが持たれています。 密輸された石鹸のようなもののうち、１キロほどが覚醒剤と見られています。 当局は、松藤容疑者らの認否を明らかにしていませんが、送り出しの方法や覚醒剤の量などから、犯罪グループの関与も視野に捜査しています。