神宮外苑の再開発 区道廃止巡り、新宿区民が住民監査請求
神宮外苑の再開発を巡り、東京・新宿区が事業者側と区道の廃止などを議会を通すことなく約束したとして、区民らが1月8日に会見を開き、新宿区に住民監査請求を行ったと明らかにしました。 住民監査請求は2024年12月27日に告示された特別区道の廃止について、12月9日に区議会で議決する前の10月の時点で覚書を交わしていたとして、区道の廃止に議決を必要とする道路法に違反しているなどと訴えています。 住民監査請求について新宿区の担当者は「内容を見ていないので詳細は分からないが、何も問題ない手続きだったと認識している」としています。新宿区の監査委員は60日以内に住民監査請求の結論を出す必要があり、区民らは棄却された場合には住民訴訟も検討しているということです。