トルコ、シリアと海洋境界の協定締結目指す 新政権下で協力強化へ
[アンカラ 24日 ロイター] - トルコのウラロール運輸相は24日、新政権樹立後にシリアとの海洋境界策定協定の締結を目指していると述べた。 アサド大統領を打倒したシリア反政府勢力を支援したトルコは、シリアの暫定政権と緊密に連絡を取っており、トルコの情報機関トップと外相がシリア暫定政府を主導するアハマド・シャラア氏と会談した。 トルコのエルドアン大統領は先週、トルコは貿易やエネルギー、防衛などの分野でシリアとの関係を改善すると述べた。 ウラロール運輸相は、シリアの新政権と海洋境界策定協定締結に向けた交渉を開始する計画があると記者団に語った。協定は国際法に沿ったものであり、両国が石油や炭化水素などの探査に関する権限を決定することが可能になると説明した。