巨人延長で集中打出ない…攻撃イニング計10回で得点は1点だけ
◆JERA セ・リーグ 広島0―0巨人=延長12回=(19日・マツダスタジアム) 巨人が広島との3連戦初戦を延長12回スコアレスドローで終えた。阿部慎之助監督(45)は「投手陣が頑張ってくれた」と7回無失点だった先発の戸郷翔征投手(24)はもちろん、船迫、西舘ら12回までスコアボードに「0」を並べ続けたリリーフ陣を絶賛。チーム防御率は12球団トップの1・72と投手陣は安定感抜群だけに、6打数無安打だった坂本ら、打線の復調が待たれる。 * * * * * 巨人は延長12回を戦い、0―0の引き分け。スコアレスドローは、昨年9月8日対中日戦以来。広島戦に限れば、09年5月16日以来になる。 昨年5月12、13日の広島戦以来の2試合連続延長戦。延長戦は今季5度目で、●○△●△となった。 今季、巨人の5度の延長回の得点は(〈〉数字は延長回) 日付相手=〈10〉〈11〉〈12〉 2日対中=00 13日対広=001X 16日対神=0X 18日対神=0 19日対広=000 攻撃イニングは10イニングあったが、得点はサヨナラ勝利した13日の12回の1点しかない(16日は降雨コールドで打席なし)。 延長での打撃成績は、31打数7安打の打率.226。10回のうちイニングノーヒットは4度しかないが、イニング2安打以上は、13日の12回に2安打した1度だけ。延長回で集中打が出ていない。 (福山 智紀)
報知新聞社