筒井真理子“かなえ”の要望に応えるため、堀田真由“涼”がマッチングアプリに挑戦する<若草物語>
堀田真由が主演を務める「若草物語ー恋する姉妹と恋せぬ私ー」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ※Hulu、TVerでも配信)の第3話が10月20日(日)に放送される。 【写真】仁村紗和“恵”が、同僚から相談を持ちかけられる ■世界中で愛される四姉妹が令和ニッポンを舞台に蘇る 本作はアメリカの作家、ルイザ・メイ・オルコットが手がけた「若草物語」が原案。「もしあの四姉妹が令和ニッポンに生きていたら...」という着想から、舞台を大胆に現代に置き換えて描かれる、社会派シスターフッドコメディー。 堀田は、勝気で口が達者な町田家の次女・町田涼を演じる。「恋も結婚もしない!一生姉妹で暮らしたい!」と願う涼は、脚本家を目指してテレビドラマの世界に飛び込むも、“ある理由”から筆を折り、現在はドラマ制作会社の助監督として慌ただしい日々を送っている役どころ。 さらに、しっかり者の長女・町田恵を演じるのは、仁村紗和。結婚願望強めの恵は、ハローワークの非正規職員として肩身の狭い思いをして働きながら、ひそかに職場恋愛中。しかし恋人からは結婚をはぐらかされ、モヤモヤを募らせる日々。仁村は、日テレ系ドラマにレギュラー出演するのは今作が初となる。 明るく甘え上手な末っ子・町田芽を演じるのは、畑芽育。ファッションデザイナーを夢見て服飾専門学校で腕を磨く芽は、恋愛面ではしたたか。エリート大学生と順調に交際を続けるも、ある一人の“ワケあり沼オトコ”との急接近を機に、恋と夢のはざまで大きく揺れ動く。 おっとりとした心優しい三女・町田衿を演じるのは、長濱ねる。役者志望の衿は、脚本家を目指す涼にとっての一番の理解者でもあり、特別な絆で結ばれたソウルメイト。しかしそんな衿には、姉妹たちに言えない“ある秘密”があった。 ■涼にとりまくキャラクターたち 次女・町田涼(堀田)の20年来の幼なじみは、一ノ瀬颯が演じる行城律。早くに両親を亡くし、ホテル経営者である祖父のもとで育った律は、新聞社の文化部で記者として働いているという役どころ。涼にとって律は、性別の垣根を越えた“唯一無二の親友”。一方、律にとって涼は、幼い頃からひそかに想いを寄せる“好きな人”。高校時代の“ある出来事”をきっかけに、一度は彼女への想いを断ち切ろうとした律だったが、ひょんなことから運命的な再会を果たす。 また、渡辺大知が演じる小川大河は、ハローワークで働く正規職員。四姉妹の長女・恵(仁村)とは周囲に内緒で職場恋愛を続けている。名門私立大学出身で、人懐っこく愛嬌もあるが、実はプライドが高く、ややモラハラ気質な面がある役どころ。恵が結婚したがっていることに薄々気が付いてはいるが、気楽な独身生活を好んでいるがゆえに、「自分にはまだ早い」と考えており、結婚の話をうやむやにしている。 さらに、深田竜生が演じる沼田灯司は、ファッションデザイナー志望の服飾学生で、四姉妹の四女・芽(畑)のクラスメイト。常日頃から高価なファッションアイテムで身を固め、いかにもお金持ちそうに見えるが、周囲とは一線を引いており、その私生活は謎に包まれている。ミステリアスな色気をまといつつ、どこかつかみどころのない沼田は、「好きになったら危険」とわかっていてもうっかり心奪われてしまう、魔性の“沼オトコ”。そんな沼田とひょんなことから急接近する芽だったが、実は沼田は“ある事情”を抱えている。 ■これまでの放送では―― 「書けばいいんでしょ!?黒崎さんと同じステージまで這い上がって、古い価値観ぶっ壊してやりますから!」。恋愛至上主義の風潮に抗いながら生きる涼(堀田真由)は、恋愛と結婚こそが女性の幸せだと決めつける大御所脚本家・黒崎(生瀬勝久)の物言いに我慢できずに猛反発。 せっかくもらった監督の仕事を突っぱね、会社を辞めて脚本家になってみせると宣言!…したものの、貯金も仕事もないのに、来月から家賃の支払いや奨学金の返済や妹の学費はどうすれば? 今更ながら事の大きさに気付いてどんより気分の涼だが、もう後には引けず……。 一方、涼のピンチを知る由もない恵(仁村紗和)は、昼夜問わず送られてくる上司からの私的なメッセージが日に日にエスカレートしていくことにモヤモヤを募らせる。 芽(畑芽育)は、ホテルでの一件以来、寝ても覚めても沼田(深田竜生)のことで頭がいっぱい。エリート大学生の彼氏よりも沼田からの連絡を期待してしまう芽は、学校の課題で沼田とペアを組むことになってドギマギする。 そんな姉と妹に「会社を辞めた」と言い出せない涼は、恵が勤めるハローワークにこっそり足を運び、恵に隠れて失業保険の手続きをしようとするが、またもや口が災いして大騒動になる。今さら会社には戻れないし、名もなきライターに仕事をくれるプロデューサーもいない。 脚本家になるにはコンクールで入賞するのが近道だと悟った涼は一念発起。憎き黒崎が審査員を務める新人脚本賞に応募しようとするが、締め切りまで3日しかないのに、書きたいテーマが見つからなくて筆が全く進まない。こんなとき衿(長濱ねる)がいてくれたら…。涼は、読まれるはずのないメッセージを衿のスマホに送ってみる。 コンクールの締め切りまであと3日! すっかり行き詰まってしまった涼を心配する律(一ノ瀬颯)。そんな中涼の知らないところで、芽がまさかの警察沙汰に!? トラブル続きの町田家の行方とは。 ■第3話では―― 口が災いして仕事もお金もなくなってしまった涼は、脚本家になる夢を叶えるために一念発起して脚本コンクールに応募。落選こそしたものの、審査員の1人だった人気脚本家・大平かなえ(筒井真理子)の目に留まり、かなえの下でアシスタントとして働いてみないかと誘われる。 涼にとっては夢に近づく千載一遇のチャンス…とはいえ、この道40年のかなえは長年ラブストーリーを書き続けてきた“恋愛ドラマの名匠”。恋愛に興味がなく、衿と“結婚しない同盟”を組んでいた自分が、よりによって恋愛脚本家のアシスタントなんて……。 そんな戸惑いを抱えつつ、恵から「やりたかった脚本の仕事ができるなんて奇跡なんだから」と背中を押された涼は、このチャンスにしがみつこうと決心する。 “もしかしたらプロットでも書かせてもらえるかも?”という淡い期待もむなしく、涼に与えられた仕事はかなえの身の回りの雑用係。家具の修繕、部屋の照明やウォーターサーバーの水の交換。想像していた仕事とは全然違ったものの、脚本家になるために「なんでもやります!」と食らいつく涼に、「本当になんでもやる?」と問うかなえ。 新作ドラマを執筆中のかなえは、マッチングアプリで出会う今どき男女のラブストーリーを書こうとしているが、クランクイン直前だというのに、キャラクター作りが難航してまだ1話も完成していないという。かなえから「今どきのリアルな男性像をリサーチしてほしい」と頼まれた涼は、物は試しと、実際にマッチングアプリを使ってみることに。それを知った律は「恋愛しちゃうってこと?」と気が気でなく…。 そんな中、ハローワークで働く恵は同僚の佐倉(酒井若菜)から思いも寄らない相談を持ちかけらる。芽は、ひょんなことからミステリアスな同級生・沼田(深田竜生)が抱える“ある事情”に触れてしまう。 ――という物語が描かれる。 ■恋せぬ次女VS恋愛脚本家…予告動画に反響 公式HPなどで公開されている予告動画では、脚本家・大平かなえにアシスタントとして働かないか?と誘われた涼が「やります!」と、覚悟を決めるせりふからスタート。超人気の恋愛脚本家に対し、粗相がないよう、恵と律は「口は災いの元だよ、生意気言わないよう慎重にね」と、涼に注意喚起する。 しかし、かなえはマッチングアプリを元にした男女のラブストーリーを描くと決まっているものの、主人公のキャラクター作りに難航している事実を知る。涼に向けて、スタッフからは「先生が気持ちよく書けるように、サポートしてほしい」と、仕事の意義を思い知らされることに。 恋愛に興味がなかった涼だったが、腹をくくり、マッチングアプリに挑戦する。その状況を知った律は「恋愛しちゃうってこと?」と心配する様子が映し出される。 さらに芽は、ファッションコンクールの応募を、沼田と参加することになる。一夜の出来事があって以来、意識しまくり、ドキドキしてしまう芽は、どんどん沼田のことを知りたくなり、気になる秘密にたどり着く。 また、恵は同僚からセクハラ上司について相談される。 第3話放送を前に「4姉妹の恋愛運が楽しみ」「涼ガッツがあるな~」「恋愛しない涼が恋愛脚本家の下で働けるのかな?」「沼田が、ガチで沼」「衿どこいった??」「人生は突っ走るだけでは駄目か」といった声など、オンエア前からSNS上などで話題となっている。 「若草物語」第3話は、10月20日(日)夜10:30より日本テレビにて放送。